当院の概要

「医療法人讃生会 北野病院」

2022年7月1日、医療法人讃生会 北野病院を開設致しました。
新たに脳神経外科を診療科目に加え、地域の皆様に寄り添い「安心」と「信頼」の診療体制で、日々研鑽を重ねてまいります。

ごあいさつ

医療法人 讃生会 理事長 河本 俊

医療法人 讃生会
理事長 河本 俊

医療法人讃生会は、昭和48年8月札幌市中央区宮の森の地にて宮の森脳神経外科病院を開設し、地域医療への貢献を柱に医療、介護の分野で事業を進めてきた医療法人でございます。

法人開設以来、「地域の方々に愛され、信頼される病院づくりを目指して」の法人理念に基づき、温かく時には厳しい皆様方のご支援・ご指導も頂きながら少しずつではありますが、医療や介護のサービス提供全般を充実させ地域の皆様に貢献できる体制づくりを進めてまいりました。

その過程で当法人は、医療法人社団 北柳会との合併を果たし、月形町と浦河町に老人保健施設を主体とした介護事業等を展開する医療法人となり、札幌市内のみならず地方都市においても医療と介護を提供することが、我々の新たな使命となりました。

こうした新たな社会的使命を地域にとって本当に役立つ形で展開していくためにそれぞれの事業所においては各地域の医療機関や介護・在宅系施設との連携構築を推し進め、その地域における包括的なケアの提供を実現することが必須となります。医療法人讃生会は医療・介護の事業を通じて地域の皆様に安全で質の高い医療と介護を安定的に供給し、高齢化が急速に進む地域社会で皆様方が安心して暮らしていただけるよう、医療法人としての責務をしっかりと果たしていきたいと考えています。

以上、今後とも何卒宜しくお願いいたします。

令和4年7月1日 理事長河本 俊

理念・基本方針

地域の方々に愛され、信頼される病院・施設づくりを目指します

  1. 十分な説明のもとに患者様の意思を尊重し、患者様を中心とした安心と信頼、満足を得られる病院・施設づくりを目指します。
  2. 心温かい、安全で質の高い医療サービスを実践するため、病院・施設及び全職員が日々研鑽、努力致します。
  3. 血管系疾患や生活習慣病の治療と予防に専念し、地域の方々の急性期から在宅医療までの幅広いニーズに応えることのできる病院・施設づくりを目指します。
  4. 地域の医療機関、福祉施設、公共施設などとの連携を強化し、患者様に安心していただける医療を提供いたします。
  5. リハビリテーションを充実し、早期の社会復帰、家庭復帰を目指します。また、デイケアや訪問リハビリテーションなどの在宅療養の支援機能を充実し、安心して在宅医療ができるよう支援致します。
  6. 良識と協調性のある医療人として、意欲と誇りをもてる病院・施設づくりを目指します。

当院のポリシー

北野病院は、安心して暮らすことができる社会づくりを目指して、安心・安全・信頼・親切をモットーに、
診療・看護はもちろん、予防からリハビリ、在宅診療まで、地域のみなさんの健康をトータルでサポートします。

当院の理念

  • 患者さんの立場に立って、心の通う信頼される病院を目指します。
  • 働く人たちと地域住民のための医療・保健・福祉活動を推進し、安心して暮らすことのできる社会づくりに貢献します。

当院の基本方針

  • 急性期から在宅まで継続した医療を提供します。
  • 他医療機関との連携を推進します。
  • 健診事業の充実をはかり、健康保持・増進に寄与します。
  • 職員の教育・研修に努めます。

患者さんの権利

  • すべての患者さんは、平等に適切な治療を受ける権利があります。
  • すべての患者さんは、治療などについて必要な情報を知り、十分な説明を受ける権利があり、これに基づいて治療方法を選ぶ権利があります。
  • すべての患者さんは、人として尊重され、そのプライバシーを保護される権利があります。

かかりつけ医機能としての取組み

当院では、「機能強化加算」を算定する、地域におけるかかりつけ医機能として、以下の取組みを行っております。

  • 患者が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行っている。
  • 専門医師又は専門医療機関への紹介。
  • 健康診断の結果等の健康管理に係る相談。
  • 保健・福祉サービスに関する相談。
  • 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供また、「医療機能情報提供制度」を利用してかかりつけ医機能を有する医療機関が検索可能です。
    「医療機能情報提供制度」の詳細については厚生労働省ホームページをご覧ください。

医療従事者の負担軽減及び処遇の改善に関する取組事項

当院では、医師・看護師の負担軽減及び処遇改善のため、以下の項目について取り組みを行っております。

①勤務医の負担軽減及び処遇改善について
  • 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
  • 当直翌日の業務内容に対する配慮
  • 医師事務作業補助者の配置及び育成
②看護職員の負担軽減及び処遇改善について
  • 看護補助者の配置による看護職員の負担軽減

適切な意思決定支援に関する指針

  1. 基本方針

    北野病院およびその関連施設で人生の最終段階を迎える患者が、その人らしい最期を迎えられるよう、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、多職種から構成される医療・ケアチームで、患者とその家族等に対し適切な説明と話し合いを行い、患者本人の意思決定を尊重し、医療・ケアを提供することに努める。

  2. 人生の最終段階における具体的な医療・ケアの方針決定支援
    1. 患者本人の意思が確認出来る場合
      • 患者本人による意思決定を基本とし、家族(もしくは主たる介護者)も関与しながら、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドライン」を参考に、医療・ケアチームが協力し、医療・ケアの方針を決定する。決定内容は診療録に分かりやすく記録する。
      • 時間の経過、心身の状態変化、医学的評価の変更、患者や家族を取り巻く環境の変化等により、意思は変化することがあるため、医療・ケアチームは、患者が自らの意思をその都度示し、伝えることが出来るように支援する。患者が自らの意思を伝える事が出来なくなる可能性もあるため、その時の対応についても予め家族等を含めて話し合いを行う。
    2. 患者本人の意思が確認出来ない場合
      • 家族等が患者本人の意思を推定出来る場合には、その推定意思を尊重し、患者にとっての最善である医療・ケアの方針を医療・ケアチームとともに慎重に検討し、決定する。
      • 家族等が患者本人の意思を推定出来ない場合には、本人にとって何が最善であるかについて、家族等と医療・ケアチームにより十分に話し合い、決定する。
      • 家族等がいない場合、または家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は、患者にとって最善と思われる医療・ケアの方針を医療・ケアチームが慎重に検討し、決定する。
      • これらの決定が困難な場合、医療・ケアチームの申し入れにより、必要と判断される場合は北野病院医療安全管理委員会で、その方針を審議する。
  3. 認知症等で自らが意思決定をすることが困難な患者の意思決定支援

    障害者や認知症等で、自らが意思決定をすることが困難な場合は、厚生労働省の作成した「認知症の人の日常生活・社会生活のおける意思決定支援ガイドライン」を参考に、出来る限り患者本人の意思を尊重し反映した意思決定を、家族及び関係者、医療・ケアチームやソーシャルワーカー等が関与して支援する。

  4. 身寄りが無い患者の意思決定支援

    身寄りが無い患者における医療・ケアの方針についての決定プロセスは、本人の判断能力の程度や入院費用等の資力の有無、信頼できる関係者の有無等により状況が異なるため、介護・福祉サービスや行政の関わり等を利用して、患者本人の意思を尊重しつつ厚生労働省の「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を参考に、その決定を支援する。

  5. 参考資料
    • 人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドライン 厚生労働省 平成30年3月改訂
    • 認知症の人の日常生活・社会生活のおける意思決定支援ガイドライン 厚生労働省 平成30年6月
    • 身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン 研究代表者 山梨大学大学院総合研究部医学域 社会医学講座 山縣 然太朗

令和7年5月1日 見直し改定


概要・アクセス

[運営主体]

医療法人 讃生会

[開設日]

1996年(平成8年)11月15日

[病床数]

120床
一般病床60床/療養病床(医療保険適用)60床

[診療科目]

内科/循環器内科/脳神経外科/消化器内科/肝臓内科/リハビリテーション科

[健康診断]

人間ドック(3時間)/成人病健診/協会けんぽ生活習慣病予防健診/定期健診/雇入時健診/労災保険二次健康診断/特殊健康診断/札幌市国保特定健診/札幌市胃がん検診/札幌市大腸がん検診/札幌市乳がん検診/各種オプション検査

[在宅医療]

居宅療養管理指導

[在宅支援]

居宅介護支援(介護保険ケアマネージメント)

施設基準

  • 急性期一般入院料6
  • 療養病棟入院基本料1
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 療養病棟療養環境加算1
  • 入院時食事療養(Ⅰ)・入院時生活療養(Ⅰ)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 薬剤管理指導料
  • 検体検査管理加算(Ⅱ)
  • 肝炎インターフェロン治療計画料
  • 無菌製剤処理料
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 診療録管理体制加算3
  • 医師事務作業補助体制加算1
  • 感染対策向上加算2
  • 連携強化加算
  • サーベイランス強化加算
  • 機能強化加算
  • 医療機器安全管理料Ⅰ
  • 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 入院ベースアップ評価料
  • データ提出加算
  • 別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院
  • 別添1の「第14の2」の2の(4)に規定する在宅療養実績加算2
  • 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
  • 医療安全対策加算2
  • 医療安全対策地域連携加算2
  • 医療DX推進体制整備加算
    ※詳細はこちら

診療指定

  • 保険医療機関
  • 労災保険法・結核予防法・身体障害者福祉法・生活保護法指定医療機関
  • 特定疾患治療研究委託医療機関
  • 札幌市難病患者短期入所委託医療機関
  • 被爆者一般疾患医療機関
  • 札幌市特定健診・胃がん検診・乳がん検診・大腸がん検診指定医療機関
  • 協会けんぽ生活習慣病予防健診委託医療機関
  • 労災保険二次健康診断委託医療機関
  • じん肺健康管理手帳健診委託医療機関
  • 第一種協定指定医療機関
  • 第二種協定指定医療機関

自費料金について

  • 療養の給付と直接関係ないサービス等(文書料等)の価格についてはこちら

                        

アクセス

交通機関
地下鉄

地下鉄東豊線で「福住」駅(終点)下車、タクシーで約6分、または中央バスに乗り継ぎ、「北野1条1丁目」下車、徒歩1分。

地下鉄東西線「南郷18丁目」駅からタクシーで約7分。または中央バスで「北野1条2丁目」下車、徒歩7分。

JRバス
札幌駅前(東急デパート前)から中央バスで「北野1条1丁目」下車、徒歩1分。
駐車場